がんばれ!島根和牛!
私設応援団長 肉のアオキ店主
| 商品名『糸櫻牛肉』の由来 |
| 『糸櫻牛肉』の商品名は、島根県が全国に誇る、種牛第七糸桜号を始祖とする糸桜系島根和牛に由来するものでございます。 和牛の系統登録は父系にて登録管理されておりますが、肉のアオキでは、父系、母系にとらわられず、これらの中から糸桜系の肉質を受け継ぐ島根和牛肉を厳選し、肉のアオキオリジナルブランド『島根和牛糸櫻牛肉』としてお届けしております。 |
| 和牛の系統について |
| 戦後、日本に食肉文化の到来と共に、今まで農耕用の役牛だった日本の牛にも肉用牛としての肉質の向上と増体量の改良が必要になりました。この改良は国内外の品種交配を駆使して県単位あるいは地域単位で主に行われ、特に盛んに行われたのが中国山系を頂く、但馬(兵庫県)、奥出雲(島根県)などの地域だったようです。改良上、混沌とした時期を乗り越え、現在のような和牛の系統が形成されたようです。 ただし、1頭の種牛が利用できるのは十数年ぐらいのため、今でも優秀な次世代の種牛を出生するために、和牛の交配による改良の努力が日々なされているようです。 日本の和牛には一頭づつそれぞれに名前が付いています。その名前は、本牛を確認できる鼻紋とともに、血統(系統)を著す登録書に記載されています。これによって資質の違う系統を交配して、肉質が良く、早く大きくなる和牛が生産出来るように改良するために使われています。また、肉用として肥育する上でも、その牛が血統上どのような特質を持っているかを判断できます。 |
| 美味しい牛肉が出来るには優秀な系統が必要 |
| あの有名な松阪牛も生まれは兵庫県の但馬地方です。その但馬地方には中土井系、熊波系など(総じて但馬系・兵庫系)の優秀な系統があります。同じように、島根県には糸桜系とよばれる系統があります。松阪牛に代表される但馬系の特徴は脂身(霜降り)の美味しさと言われております。これに対し、島根の糸桜系の特徴は赤身の美味しさではないかと思います。 島根県の糸桜系は種牛、繁殖牛となりその血統を代々伝え、また或ものは肉牛として肥育され、その肉質のやわらかさと、風味の奥深さを食す人々に伝えております。 |
| 糸桜系とは |
| 島根県の畜産農家と和牛改良に携わった先人の成果によって出生したのが、種牛第七糸桜号です。 島根県横田町で生まれ、島根県の種牛として産子の抜群の増体量と優れた肉質から、島根和牛の名を全国に轟かせました。生涯で約40000頭の父牛となり、全国の和牛生産農家が注目した種牛でした。種牛であった第七糸桜号は、既に亡くなってはおりますが、その優秀な血統は糸桜系と呼ばれ、島根県ばかりか全国各地で種牛、母牛として活躍しているようです。 平成9年全国和牛能力共進会の肥育牛の部で、最優秀賞になった静岡県からの出品牛は、この第7糸桜号の孫だったそうです。糸桜系は子、孫へと受け継がれ、島根県ばかりか全国で活躍する系統牛となっております。 このように島根県は黒毛和牛の子牛の産地として有名となり、県外からの子牛購買客によって県外に持ち出され、県外で肉用牛として肥育され県外の銘柄牛として店頭にならぶことも多いようです。 |
| 糸桜系島根和牛とは |
| 糸桜系中でも、産地島根県で生まれ育った、糸桜系島根和牛の特徴は、適度な霜降りがあり、脂のしつこさがなく、やわらかく円やかな美味しさと、風味の奥深さであるといえます。 島根の豊富な自然の中から出生した糸桜系だからこそ、その地で育った牛だけが持つ風味の奥深さもあるように思えます。 |
| がんばれ、島根和牛! |
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1頭の種牛の供用期間は、優秀なものでも十数年です。 県外に購買された糸桜系種牛の中には、大変活躍している種牛もいるようですが、島根県では、第七糸桜号が亡くなった後の後継種牛は、糸桜系をはじめ多くの種牛がいるものの、第七糸桜号ほどの優秀な種牛は未だ出生していないようです。これが畜産農家や関係者の大きな問題のようです。畜産農家でもある私にとっても大変気がかりな事です。子牛価格の低迷・後継者不足に、追討ちを掛けるようにBSEが発生し、島根の零細な繁殖農家は減少の一途を辿っています。このままでは、島根和牛の子牛を生産する農家がいなくなるのではとの危惧もあるようです。 現在は、新たな優秀な種牛の出生の準備段階として、但馬系との交配改良や県外にいる糸桜系の逆導入などの努力がなされているようです。 島根県の畜産農家の皆さん、がんばって下さい。がんばれ!島根和牛! 当店も、美味しい島根和牛肉販売を通して、これからも応援していきます。 |
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どうか、新たなヒーローの出生を心から願っています。
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